アルペンガーデンやまくさ

コケタンポポ
奄美群島と南西諸島にのみ産するキク科の希少種です。
典型的な渓流植物で、厚く細い葉でロゼットを作り、渓流の苔むした岩肌や割れ目にしがみつくように自生します。
小型でありながら美しいロゼットを形成することから、最近新しいテラリウムプランツとして注目されています。とても小さな開かない白い花を咲かせますが、その後の果実や花柄は極小のタンポポを思わせます。
栽培は容易で水を切らさないように注意さえすればあらゆる環境で栽培できます。幅広い日照条件に適応しますが明るい方が株が良く締まってより美しいロゼットを作ります。繁殖は自家受粉により結実する種子からおこないます。開花後数日で熟すため緑色のうちに採り蒔きしてある程度の大きさに育つまで、湿度の高い所で管理します。

2号ポット入りです。