スノードロップの希少な小型原種ガランサス・ペシュメニー(Galanthus peshmenii）の販売です。この花はトルコ南部やギリシャの一部に生える秋咲きのガランサスで、石灰岩などの岩場の小さなくぼみや岩場の樹林下などにみられるものです。見た感じはG.レギナエ‐オルガエに似た雰囲気ですが、花後に出てくる葉は小苗のうちから強く巻いて特徴的な草姿を見せてくれます。（写真2枚目）国内でもほとんど見ることができない原種の一つで、当園では2018年に実生した個体がようやく増殖できたので販売にこぎつけました。G. レギナエ-オルガエの円弁小型種がベシュメニーではないかという説もありますが、真正種として入手したのはこの個体が初めてで、こちらの方が葉の巻も強く面白いシルエットを見せてくれます。販売品は3〜4枚目の写真です。3.0寸角プラ鉢に、ぎりぎり開花見込みか1作開花見込み球の1球入りです。
