南アフリカ南東部の海岸付近に自生するヒガンバナ科の植物ブルンスビギア・リトラリスの販売です。この花はブルンスビギアとしては大型のもので、この仲間には珍しく幅広のヘラ状の葉をくるくると巻いて斜上する姿が面白く、晩夏にオレンジ色の花を20〜50輪ほどを細い花茎の先端に咲かせる豪華なものです。ブルンスの仲間としては入手の難しい個体の一つで、今回初めて数個体からのシブリング実生が出来ましたので販売させていただきます。販売品は3〜4枚目の写真です。令和6年に交配実生した1年苗ですが、小苗の内から細い葉を立ち上げてクルクルと巻く姿が見られます。大型になる種なので開花までは10年ほどを要するかもしれませんが、小さな苗でも特徴ある葉姿を眺めるだけで楽しい植物です。2.5寸ロングポットに1球入りです。
