珍しいケープバルブの仲間アンドロンビウム・ユーコモイデス(コルチクム・ユーコモイデス)の販売です。この花はケープの珍球根アンドロシンビウム(現在はコルチクム)の仲間の中でも大型になるタイプで、細く肉厚の葉を両端に翼の様に広げて、春に中央に白を絡めた緑の花苞を開きます。今回販売のものはその実生苗で、実生2年の小球ですが成長は早いので2〜3年開花くらいと考えてください。一部にA.ヴァンジャールズベルドゥが交配されたと思われるウズラ葉の個体がほんの少し混じっていましたが、ほとんどがA.ユーコモイデスの実生なので交配種は混じっていないと考えます。(タネ元はA.ユーコモイデスなので混ざっていればそれはそれで交配種なので面白いかもしれません)販売品は2〜3枚目の写真です。まだ小さな実生2〜3年球ですが成長は早いので2〜3作開花と見計らってください。おそらく成長期の葉は5〜10cm前後の細い2枚葉になると思われます。